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双生児研究

 

本校の双生児研究

本校では双生児を生徒として数多く入学させ、さまざまな実践や調査、 ケーススタディなどを通して双生児研究をすすめています。 また、双生児法による研究活動は、 双生児を通して「遺伝と環境」について調査をすすめ、 それを広く一般教育に役立てようという創設時からの考え方に基づいているものです。 これらの研究成果は『東大附属論集』の各号、 『双生児』 (日本放送出版協会、1978)、 『ビバ! ツインズ』 (東京書籍、1995)に収録されています。また、2013年に新たに『ふたごと教育 双生児から見る個性』を刊行しました。詳しくはこちらをご覧ください。

双子集合

双生児研究委員会

委員会では、毎年いろいろな資料を集め分析するとともに、 東京大学や学外の研究者とも連携をとり、研究をすすめています。
2013年度に行ったおもな活動は、以下の通りです。

1.双生児(卵性診断)特別検査を7月に実施しました。
2.67回生(1年)と64回生(4年)にYG性格検査を実施しました。
※これまでの本校での双生児研究に関する論文は、 『東大附属論集』 に掲載されています。

双生児研究論文リスト(『東大附属論集』)

1号 双生児の筋力・運動能力の類似度に関する研究   1955   小幡勝巳  
1号 双生児法による中学校数学科の経験主義・教科主義の研究   1955   仲田紀夫  
2号 双生児法による中学校数学科の経験主義・教科主義の研究(II)   1956   仲田紀夫  
3号 東大附属における『双生児法による教育研究』と『双生児研究』の立場について   1957   川崎明  
3号 教育研究法としての双生児法の有効性検討   1957   仲田紀夫  
3号 性格形成の及ぼす級風の影響   1957   川崎・関屋・仲田  
4号 本校女生徒の性周期に関する統計的観察及びこれが双生児における類似性について   1959   菅田文夫・鈴木郁子  
4号 実験校における学級編成   1959   石川孝夫  
5号 双生児の知的発達について   1960   双生児研究委員会  
7号 双生児の学級編制(その2)   1964  
7号 一卵性双生児各対の学力差に関する資料   1964  
9号 矢田部・ギルフォード性格検査による双生児の運動部所属者と文化部所属者の性格特性   1966   茨昌江  
10号 双生児の運動部所属者と文化部所属者の性格特性の追跡研究   1968   茨昌江  
11号 クラブ活動がパーソナリティに及ぼす影響   1969   茨昌江  
12号 クラブ活動がパーソナリティに及ぼす影響   1970   福永昌江  
13号 クラブ活動がパーソナリティに及ぼす影響   1971   福永昌江  
13号 本校生のケース・スタディI   1971   ケース・スタディ・グループ  
16号 本校における双生児に関する研究の実態と考察   1973   ケース・スタディ・グループ  
16号 本校生のケース・スタディII   1973   ケース・スタディ・グループ  
16号 47年度ケーススタディグループ活動報告   1973   ケース・スタディ・グループ  
17号 ケーススタディグループ活動報告・研究懇談会報告   1974   ケース・スタディ・グループ  
18号 双生児研究懇談会報告   1975   ケース・スタディ・グループ  
19号 双生児の高校卒業後の実態調査   1976   ケース・スタディ・グループ  
19号 50年度ケーススタディグループ活動報告   1976   ケース・スタディ・グループ  
20号 双生児の高校卒業後の実態調査   1977   ケース・スタディ・グループ  
20号 双生児法による知能・学力の研究   1977   “知能”研究グループ  
20号 ケーススタディグループ活動報告   1977   ケース・スタディ・グループ  
25号 「双生児を対象とした学力変動とその原因の追究」をテーマとして   1982   T.S.C  
26号 双生児の心身発達における遺伝的要因と環境要因との相互作用に関する研究   1984   T.S.C  
28号 本校における双生児に関する研究の紹介   1985   T.S.C  
28号 双生児委員会研究報告   1985   T.S.C  
30号 学級適応診断と双生児   1987   双生児研究委員会  
30号 双生児におけるYG検査の結果   1987   双生児研究委員会  
31号 双生児研究   1988  
32号 双生児研究委員会研究活動報告   1989   T.S.C  
33号 双生児検査について   1990   双生児委員会  
35号 青年期の双生児の人間関係に関する研究   1992   双生児研究委員会他  
36号 青年期の双生児の人間関係に関する研究(2)   1993   双生児研究委員会他  
36号 双生児世界大会を迎えて   1993   T.S.C  
37号 青年期の双生児の人間関係に関する研究(3)   1994   双生児研究委員会他  
37号 T.S.C研究活動報告(安藤寿康の論文)   1994   双生児研究委員会  
39号 双生児の学業成績と性格との関係について   1996   村石幸正  
41号 双生児の心理的競技能力   1998   福島昌子  
41号 YG性格検査による双生児の性格   1998   三橋俊夫  
42号 双生児の競争意識について   1999   双生児研究委員会・天羽・詫摩  
44号 双生児の利き手について   2001   村石幸正他  
45号 東大附属双生児研究委員会の活動記録   2002   双生児研究委員会  
48号 東大附属における初期双生児研究の歴史   2005   双生児研究委員会(井上英二先生講演)  
51号 思春期における心身の発育・発達について   2008   福島昌子  
51号 双生児の親の会会員へのアンケート集計   2008   てぶくろの会  
51号 双生児研究委員会研究活動報告   2008   双生児研究委員会  
52号 双生児の思春期における心の発育・発達(EQ脳、SE脳)   2009   福島昌子  
52号 双生児研究委員会研究活動報告   2009   双生児研究委員会  
53号 東大附属生における新スポーツ
テストから見た身体の発育・発達
  2010   福島昌子  
53号 双生児研究委員会研究活動報告   2010   双生児研究委員会  
54号 双生児研究委員会研究活動報告   2011   双生児研究委員会  
55号 双生児研究委員会研究活動報告   2012   双生児研究委員会  
56号 双生児研究委員会研究活動報告   2013   双生児研究委員会